めでたくメカボスの一体、The Destroyerを倒した2人は、
戦利品のHallowed Barを眺めながら、今後の相談をします。
Hallowedフルセットを二人分作りたかったのですが、
Hallowed Barが少し足りなかったので、とりあえずOnjiさんの
装備だけフルセットで固める事にしました。
近接セットボーナスのおかげで、Onjiさんの剣さばきに一層磨きがかかります!

これから、メカ目玉も召喚して戦ってみるか、
それともメカ虫召喚アイテムを作成し
Hallowed Barを集めてAzukiさんの装備も固めてから挑むか・・・。
しかし、メカ虫は巨大で動きもそう素早くなかったですが、
メカ目玉は空中を飛び回り、サイズも少し小さくなるため
同じように弓を撃ってれば勝てるのかどうか・・・というところが不安です;
どうしようか迷っていたら、スチームパンカーさんがお引越ししてきました!

ついでにスライムの雨も降ってきました。
しかし、Hallowedフルセットで身を固めたOnjiさんは、
もはやスライムにぶつかっても1ダメージしか受けません。
現れたスライムキングも、もはやハードの通常敵並みの扱いで討伐。
AzukiさんはTreasure Bagから
King Slime Maskをゲットしたので、さっそくかぶってみます。
歩くと頭部がぽよんぽよんと動いて、どう見ても
スライムに乗っ取られ死んだ不幸な犠牲者です。
さらにタイミング良く(?)ブラッドムーンが訪れ、
Onjiさんに新種の魔物と勘違いされてしまいました;
今夜は満月だったらしく、ゾンビよりも狼男が大量に襲ってきます。
なかなかの強さですが、狼男はMoon Charmを落とすので
頑張って倒していきます。
うっかりやられてしまいましたが、一晩で2つのMoon Charmをゲットできました。
次の朝になり、スライムの雨とブラッドムーンの戦利品を
整理しようとしていた時、右下にゴブリン軍来襲のメッセージが。
まあ、ハードのゴブリン軍に追加されているのは上位の召喚士だけで、
他はノーマルモードと変わらないはずなので、すぐに撃退できるでしょう。
・・・これが、惨劇の始まりでした・・・。
最初は順調に、いつも通りの戦いで敵の数を減らしていました。
しかし、大量に出現するゴブリンたちの攻撃に回復が追いつかず、
二人とも死亡してしまいました。
壁を突き抜けてくる術のせいで、塔にいたナースやNPCたちも
次々に倒れ、ついに拠点は無人の廃墟状態に。
死亡から復帰するも、すでにゴブリンに包囲された拠点に
丸裸で復帰したところで耐えれるはずもなく、即、死亡。
アイテムの落ちている場所まで辿り着くことさえ出来ません。
ようやくアイテムを回収できたとしても、インベントリを開く間に死亡。
また回収に行くまでに死亡。
しっかり装備をして態勢を立て直すことをあきらめ、ゾンビ戦法で
攻撃だけでもしようと思っても、荷物整理がまだだった事が災いして
拾ったアイテムから武器を選び出す事が出来ず、もたついてる間に死亡。
とにかく死ぬまでの時間を稼ごうと、ポーションチェストから
ポーションを取り出して、死亡。
とりあえずポーションは出せたので復帰と同時に拾ったポーションを飲み回復、
歩いて侵入してくる歩兵を防ぐため、なんとか塔の上まで向かい
壁防御スイッチを入れ、ついでに復帰地点を塔のベッドに変えたところで死亡。
これで歩兵は防げたものの、周りのゴブリンが妖術師と召喚士ばかりになり、
復帰地点めがけて呪文が飛んで来るようになり、死亡。

一瞬、「これは弾幕シューティングゲームだったかな??」と思うほどの
魔法弾幕を眺めながら、Onjiさんと2人でこの無間地獄を切り抜ける方法を
考えてみますが、すでに考えられる方法は試し尽くし、
そして失敗に終わっていました・・・。
方法1・初期装備の剣で戦う→
1~2体は倒せたが、あまりにも時間がかかり過ぎる。
この時すでに、夜中の2時半・・・。
方法2・拠点から逃げて、ゴブリンが出現しない地域の拠点に
復帰地点をセットし、態勢を整えて挑む→
どうしても魔法に追いつかれ、避けられなかった。
方法3・ゴブリンの声をマネして仲間だと認識させる(Onjiさん案)→
Terrariaには現在、音声認識機能が備わっていなかった。
どんなに凶悪なボスでも、プレイヤーが倒れれば帰ってくれますが、
それは彼らの優しさであったという事に、この時初めて気付きました。
多分違いますが・・・;
ここで二人ともゲームを抜けてしまえば、
恐らく落としたアイテムは全て消えてしまうでしょう。
しかし、そのリスクを背負って今日ゲームを終えたとしても、
再開すればまたこの状況から始まってしまうだけで、
根本解決には至りません。
万策尽き果て、『先輩』を呼ぼうかというところまで追いつめられていた時、
黄金の間に復帰地点を変えていたAzukiさんは
そこに置かれていたチェストの中身を思い出しました。
ここには、前回死んだ時にOnjiさんから借りたコバルト装備が入っています。
悪あがき的にそこからコバルトの剣を取り出し振ってみると、
なんと術師の魔法を切り払うことが出来るではないですか・・・!!!
そのまま術師の元へ切り込み、ようやく数体を倒す事ができました!
たった数体ですが、これを繰り返せばいつかは終わりが来るはずです!
幸い、死んでも周囲にコバルト剣以外のアイテムがないので、
インベントリを開くことなく、すぐに剣を拾って使えます。
さらに、Onjiさんに塔までたどり着いてもらい、
防御壁スイッチをオフにしてもらうことにより侵入してくる
歩兵を狙って倒していき、討伐率を上げていきます。
このコバルト剣により、戦況は大きく変化していきました。
そして、ついに終戦の時が・・・!!

長い・・・あまりにも長い戦いが、ようやく終わりを迎えました・・・。
拠点はもう、隙間なく2人のお墓で埋め尽くされています。
画面上のドロップアイテムが一定数を超えたら
古いものから順に消滅するという情報を聞いていたので、
お墓は家具なのかドロップアイテムなのか・・・と恐れたりもしましたが、
どうやら見た感じ、アイテムはまだ残っているようです。
しかし、戦いが終わったにも関わらず、
倒していないゴブリン召喚士だけがしつこく居残り続けています。
どうやら、トドメを刺すまで消えてくれない仕様のようです。
さすがにすっぴん丸ハダカと言えども、2対1なら装備を拾って
身に付けるヒマくらいあるんじゃないか・・・と思ったのですが、
これがまた信じられない事に、たった1体相手に
ほぼさっきまでと似たような状況になってしまいました。
でも、時間がかかっても、きっとなんとかなる。
今までも、さっきも、なんとかなったじゃないか。
きっとそのうちNPCも復活して、いつか倒せるはず・・・。
私たちは、最後まで希望を捨てませんでした。
海賊が来るまでは。
もしかしたら、海賊相手にもコバルトの剣で立ち向かえば、
少しは何とかなっていたのかも知れません。
しかし、深夜に及ぶ戦いと、数えきれない死の後では
もはや戦う気力は完全に失われてしまったのでした・・・。
身も心も完全に疲れ果てた、OnjiさんとAzukiさん。
もはや2人の旅も、これまでか・・・!?


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